小形風力発電事業

近年、2012年7月よりスタートした固定価格買取制度(FIT)によって再生可能エネルギー関連の市場が爆発的に伸びました。その中でも太陽光発電事業に関しては、事業者に憂慮したプレミアム価格(3年間)を設定したために、世界的に見てもバブル的な市場となりました。しかしプレミア価格も終わり、当初40円のFIT買取価格でスタートした太陽光発電も本年度は24円にまで低下し申請件数も極端に減少しました。

もう終わった感があるFIT制度ですが、こと風力発電に関しては、まだまだこれからの市場です。
その中でも小形風力発電はFIT買取価格が55円と高価で風況の状況に因っては、太陽光発電以上の投資効率が見込めます。しかし小形風力発電機は認証数が少なく、また参入企業も少ない事から設置件数が殆ど伸びていないのが現状です。

2050年までのロードマップ(JWPA試算)

国内陸上風力のポテンシャル

ポテンシャルの殆どが北海道・東北・九州に集中

風力発電FIT買取価格は横ばい=来年度も同じ!?

小形風力発電設備申請件数 数百件(稼働数は数十件)
買取条件に[JIS基準(JISC1400-2)又はJIS基準に準じた認証(JSWTA(日本小形風力発電協会)が策定した規格の認証又はJSTWA認証相当の海外の認証機関の認証)を得ていること。]とあるため、認定を受けている製品が極端に少ない。
また参入企業が少なく更に設置地域が限定される為に、設置件数が伸びず調達価格のコスト低下が進まない。

平成24年平成25年平成26年平成27年平成28年
風力20kW以上22円22円22円22円22円
風力20kW未満55円55円55円55円55円
太陽光(10kW以上)40円36円32円29円→27円24円